お金の切れ目は縁の切れ目?

世の中には色んな人がいます。特にお金が絡むと人間の本性が見えてくると感じますが、どう思いますか?私個人的には生活の中で一番お金が絡むと本性が見えると思います。いかにも人がいい人でも、そして人アタリも良く他人の事を考える人でも、良い事を言っている人でもそれは同じだと思います。例えば目の前に10円が置かれています。これを上げると言われれば、直ぐに貰う人が殆どではないでしょうか。それは10円という金額があまりにも小さいので罪悪感が無いからと考えられます。しかし目の前に10万円が置かれていて、それを何の理由もなくあげると言われたらどうでしょう。

ここから人間の本性が見えてきます。そのお金をすんなり受け取る人、受け取りたいけど、断る人、断固として断る人。様々だと思います。ではお金の貸し借りではどうでしょう。お金を借りたい人は、本当に困っているので、藁をもつかむ気持ちでお願いしてくる人が殆どです。これは誰でも借りるときは同じだと思います。しかし、お金を返す時はどうでしょう。きちんと毎月決まった期日までに返す人もいれば、期日に返さないとてもルーズな人、そして期日に返さないルーズな人にはパターンがあります。催促して直ぐに謝り返す人、何も言わずに返す人、そして最後に逆切れしてくる人。これらは人の生活環境で変わってきます。逆切れするタイプの人は、本当に返すお金がなく自分の感情をコントロールできなくなり、貸した人に当たり散らす人ではないかと考えます。このように、自分の置かれた立場によってその後の対応が変わってくるのですが、相手の事を考えて行動する人は少ないように思います。このようにお金を貸すと人は本性が出てきて、返す時になるとその時にお金に余裕がないと、自分を正当化し開き直り貸してくれた相手に対し嫌悪感を持ち始めます。だから人間の本性はお金が絡むとよくわかると思うお話でした。